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こんなのどうでしょう~打楽器編第2回

更新日:2015.07.06

こんばんは、ムラノです

さてさて今回は、前回ご好評をいただきました、”こんなのどうでしょう~打楽器編”の第2回目でございます。

今回取り上げるのは…

トライアングル!!!

たかがトライアングル・・・・・・・・・・・・と侮ってはいけません!!
曲の要所を占める打楽器の音色が、曲の出来を左右することは往々にしてあるのです!!

まず最初は、ボストンポップスオーケストラの打楽器奏者である、ニール・グローバー氏がプロデュースする”グローバー”から。
グローバータンバリンは世界的な名器として名高いですが、トライアングルも逸品ぞろいですよ!!

GV-TRBPH6 ¥35,000(抜)

直径12.7mmの高純度ブロンズに、細かいハンマリングをまんべんなく施すことで、複雑な倍音と重厚な音圧を際立たせたモデルです。
ラインナップは6インチ、7インチ、8インチの3種類。

~ 使用感 ~
“チーン”というよりは”ヂ~~ン”というような、暗めながらギラギラした音色。
余韻は十分で音色も非常に魅力的ですが、曲やシーンを選ぶかも。

 

GV-TRBHL8S ¥12,900(抜)

直径9mmのブロンズ材に、ランダムハンマリングを施したトライアングル。
前出の「GV-TRBPH6」に比べて、直径も細く、ハンマリングも控えめになっています。
ラインナップは4インチ、5インチ、6インチ、7インチ、8インチ、9インチの6種類。

~ 使用感 ~
音色は”ヂーン”という感じ。
軽めな音色ですが、ハンマリングの効果で倍音が強調されています。
細身な分音圧は「GV-TRBPH6」に劣りますが、それでも十分な実力をもつトライアングルです!!

 

続いては、筆者も愛用する”アランエーベル”
フィラデルフィア管弦楽団の打楽器奏者である、アラン・エーベル氏が作成する、ユニークなデザインのトライアングルです。

AA-WM Wagner-Mahler Model ¥22,000(抜)

独特な二等辺三角形にデザインされたトライアングル。非常に落ち着いた音色を、もつ人気の高い逸品です。

アランエーベルトライアングルのラインナップは以下の3種類
AA-S 4インチ(太さ:10.5mm)
AA-L Symphonic Model 6インチ (太さ:14.5mm)
AA-WM Wagner-Mahler Model 6インチ (太さ:16mm)

~ 使用感 ~
Wagner-Mahler Modelの名のとおり、16mmの太い本体から放たれる音は、厚いオーケストレーションの中でも埋もれず、どこまでも伸びてゆく透き通った音色。ハンマリングは一切していないので、倍音のギラギラ感は薄いですが、その分非常に落ち着いた音色と、圧倒的な音圧を併せ持つ魅力的なトライアングルです。

 

さて、ここまで3種類のトライアングルごご紹介いたしました!!
ハイポテンシャルのトライアングルを十分に鳴らすには、ビーター選びも重要です。

マイクバルター トライアングルビーターセット
MB-TB ¥12,700(抜)

太さの違うビーターが一対になったユニークなデザイン。
中心のオモリを移動させることにより、ビーターのバランスを変えることができます!!
打楽器はその特性上、大きな音を出そうとして強打すると、打撃音ばかりが目立ってしまい響きが失われてしまいます。
「MB-TB」は、ピアニシモからフォルテシモまで、ビーターの重さで最適な音色を作り出すことができるため、音量と響きのバランスが取れた魅力的な音色を引き出します。

さて、今回も長文になってしまいましたがいかがでしたでしょうか。
北海道札幌市はコンクール地区大会の本番まで、1ヶ月を切っております!!
要所を締めて曲の完成度を高める、シンバルやトライアングルなどの鳴り物打楽器は非常に重要です!!
この機会に、お持ちのトライアングルの買い替えをご検討されてはいかがでしょうか?

ムラノでした